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■ GARAG's drawers Weblog 2018 ■ Objet Artist / Takeshi Uchibayashi ■
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【美術作家】内林武史のブログページです、今日もまた、機械を分解したり、木を削ったり、金属磨いたり。。。
機械/都市/記憶/宇宙/時間…などをテーマに、木/真鍮/電気部品/鉱石…。様々な素材でオブジェ作品を制作しています。
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小林健二展をみた
先週、神保町にて小林健二展
"PSEUDOMORPHITE"-仮晶鉱 を観た。

今回のDMにもなっている
鉄棒とキューブみたいな作品は
発光しているように見える。
小林健二DM
実物をみて
「なるほど、そういうことか。」
と思った。

作品はもちろん、どれもカッコよかったし
一点一点にオリジナルの照明器具を当てるなんて
ケンジさんらしいし、とてもおしゃれだな。
作品がもっとも美しく見える様に光を当てるのは
やはり作家本人だなー、と思う
立体作品は反射した光や影も作品の一部ですね。

2008年の1月に開催された
小林健二展"CRYSTAL ELEMENTS"の12点のカラフルな
キューブに詰まった鉱石結晶のような作品が気になっていた。
見に行きたかったが、福岡での展覧会なのでムリだった。
キレイなDM(通常のハガキ二枚分のサイズ)が
ずっとウチの冷蔵庫にマグネットで貼り付けてある。
この"CRYSTAL ELEMENTS"の兄弟作品を幾つか見ることができた。
閉館間際ということもあり、特別に部屋全体の照明を落とし、
4点のELEMENTSにだけ通常より少し強めのハロゲンを当てて見せて頂いた。
なんだかね〜、とにかく美しかった。
地球の歴史を早回しで見ているような。
展示の最中にも少しづつ結晶が成長を続けているらしく
確実に「生きている結晶」でした。

今回の展覧会でこれらの作品も見る事ができて本当に良かった。
良い時間をありがとうございました。



2003年頃だったか、当時お世話になっていた「南青山画廊」の
オーナーさんの繋がりでオブジェ作品を数点
京橋の「ギャラリー椿」に持って行った時に
椿の社長さんが小林健二作品を見せてくれました。
それは、例の古びた木箱の中でホログラム映像のような
立体のような土星がゆっくりと回るあの作品です。
見た瞬間、なんというか、子供の頃にギューンと引き戻された様な
ブランコをこいで後方にいった時の様な
なんとも不思議な感覚に陥ったのですよ、
その後に「この箱を開けて中が見たい!」と思いました。

それより前にも多分、幾つかの小林健二作品を見ていたのだろうし
知人や友人から「たけしくん小林健二とか好きなんじゃない?」などと
言われ、作品掲載雑誌をプレゼントされたりしていた事を思い出す。



椿で知り合った綿引さんからのお誘いで春のお酒や忘年会など
何人かでの飲みの席でご一緒させてもらうのですが
ケンジさんはどんだけ知識が詰まってんだろ?というくらい何でも知っています。
おれの作品を見てくれる時も
「あー、この電球、もう製造中止なってるから在庫があったら買っておいたほうがいいよ。」とか
「ふんふん、これはシンクロナスモーターの1RPMを使っているのかな?いいね〜!」とか、
どの作品をみてもスルスルと中身を当ててしまう。まったくもって博士ですよ。

昨年の忘年会で紹興酒を飲みながら
「あのさ、書くものある?」と
おれの手帳に抵抗とダイオードについて
書いてくれたメモは宝物です。
みんながワイワイと飲んでる中での
マンツーマンのミニミニ講義はとても贅沢ですが
なんとも奇妙ですよね。

kenji-memo

そして今年の初め頃、ケンジさんからダンボールに包まれた
ある重たい荷物が届きました。
その思いがけないプレゼントは「タケシ!もっともっと作品を沢山創れっ!」
とケンジさんから言われているようで背筋がピンっ!と伸びました。

そのうちなんとかケンジさんに
「えっ?この作品どうなってんのっ?中見せてよ!」と
言わせたいが、多分ムリであろう。




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