■Takeshi Uchibayashi Blog◆GARAG's drawers■

美術作家/内林武史の展覧会情報などをお伝えするNewsブログ【GARAGの引き出し】です。 今日もまた、木を削ったり、金属を磨いたり、機械を分解したり。。。
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鉱石を光らせる為の作業台
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見た感じ、やわらかくてほんのりあたたかいのではないか
と思えますが、光っているのはローズクォーツという鉱石。
展示会場で是非この石にそっとさわってみてくださいね
硬く、ヒンヤリしているんですよ。

ここ数年つくっている「何かの実験途中」であるかのような
作業机を模したオブジェは、この新作も含め今回もいくつか展示致します。



11/13からの新宿眦膕阿任慮津検峙憶と幻想の実験室」が
12月に横浜眦膕阿任盻箍鶻催されることになりました。
横浜での展覧会の詳細はこちらのページをご参照ください。
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古びた木箱の中、もう一つの世界とは・・・。
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電源コードやスイッチ、金属部品などが付いた、なにやら怪しい古びた木箱。
ワインの瓶を横にして4本くらい入る大きさでしょうかね。
この中には日常から離れたもう一つの世界があります。


フタをそっと持ち上げると、そこには小さな映画館が。
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マホガニー材で出来た横長のベンチシートはウレタンニス、半ツヤ仕上げ
渋めの緑色の床は油で薄汚れた様な塗装です。
いまは誰も居ないようですが、あちこちにポップコーンでも散らばっていそうです。

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「箱の中のもう一つの世界」
素材:木材、金属、ガラス、樹脂、電気部品、他
サイズ:高さ216×幅215×奥行500(mm)
制作年:2013年



スクリーンの下部には2個のスピーカー、箱の横にヘッドフォン端子を装備
手前の穴から覗き見ると、より映画の世界に入り込めるかもしれません。

奥に収納されているDVDを交換すれば、好きな映画をお楽しみ頂けます
古いモノクロ映画を上映しながらウイスキーでも一杯やりたいもんです。




この作品は11/13からの新宿眦膕阿任慮津
「記憶と幻想の実験室」で展示いたします、どうぞ高覧ください。
展覧会の詳細情報はこちらからどうぞ。
 
開けてはいけない。引き出しへの衝動。
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棚の上に乗った3つのオブジェはそれぞれどこかの
引き出しと連動していて、何処かの引き出しを開けると
3つの中のどれかが光ります。

風が吹くと桶屋が。。。とか
北京で蝶が羽ばたくと。。。とか。

目に見えない力で、何かと何かがを繋がっている。
そんな世界を一つのチェストに例えて制作した作品。

引き出しの奥は宇宙に繋がっているのかもしれません。

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「18の引き出し、連動する幾つかの役割」
素材:木材、鉱石、ガラス、真鍮、銅、電気部品、他
サイズ:高さ390×幅305×奥行115(mm)
制作年:2013年


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一つの引き出しは、木,真鍮など8つくらいのパーツで出来ており
18の引き出しだけで部品の数が140個以上になります、
本体、配線、その他の電気部品などを合わせると200個以上の部品数。
使用したタモ材は1枚の板材から取り、木目や色味を揃えてあります。
作品自体の大きさは高さ40センチくらいと案外小さいもの
その分細かい作業で、完成までとても時間がかかりましたが
何度も触りたくなる、お気に入りの作品になりました。

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関連記事:11月に開催の個展「記憶と幻想の実験室」 新宿眦膕
 
それは多分、彗星のカケラであろう。
 なんて書くと
「そりゃ、ただの氷か石コロだろ。」なんて言われそうですが
この作品はそんな光るカケラを、そのまま小さなガラス瓶の中に
閉じ込めることができたら。。  という、あくまでも幻想です。

作品を持って軽く振ると「カラカラ、シャラシャラ」と
瓶の中に何かが入っている音がします。
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上部にある小さなスイッチを押すと
瓶の中が青く明滅します。
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あたかも彗星のカケラが入っているかのように。。



今回の展示空間は二つの部屋に分かれていまして
手前の部屋には少し明るくても楽しめる触れる作品を置き、
奥の部屋はなるべく暗くしたいので、カーテンで仕切っています。
そこに光る作品5点を展示しているのですが、隅の方の壁に
音楽を鳴らすためのCDプレーヤーのオブジェを飾っています。

これは2009年制作の何度か登場している作品なので
見たことがある方も多いかもしれません。
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上の方に見える6本の真鍮パイプがスイッチに連動し
再生や停止、リピート、ランダム再生などの操作ができます。
三角形の真鍮フレームの扉を開くと回転・演奏中のCDが止まります。
その他、AM、FMラジオを聞くこともできます。
小さな3W程度のスピーカーなので「素晴しい音」とは言いがたいですが
なかなか味のある音が楽しめますので、是非会場でお確かめください。

今回の展示ではこの作品で音楽を鳴らしているため
お手を触れたい場合、または明るい場所で見たい場合などはお気軽に
スタッフもしくは内林(居る場合は)まで声をかけてくださいね、よろしくどうぞ。


展覧会の詳細はこちらの記事でどうぞ。


今日もすごい湿度でした、まだまだこれから暑い日が続きますね、
どうぞご自愛くださいませ。

内林武史
自分が存在している、ということを確認する。

いつだったか、小学校に入る前くらいだったろうか
自分の頭の中の世界は自分だけの世界であり、
その存在は小さな小さな点に過ぎないのだと、なんとなく理解し
なんだかとんでもない孤独感に押しつぶされそうになりながら
まてよ、世の中の人々もみんなそんな風に考え、
誰もが押しつぶされそうになっているのかなと
少し孤独感がうすれて、気持ちがらくになり
やがていつものように腹がへっておやつを食い、眠くなり昼寝する。
目が覚めるとそんなことはすっかり忘れている。


ここ数年、都市の端っこに住み
夜中に自転車でぷらぷらとお台場の方に向かっていくと
何百万、何千万人かが放つ何千、何億もの光が見え、
低い地響きのような都市の音が聞こえてくる。

後ろを見るとコンテナと倉庫、海とクレーンが暗闇にうっすら浮かび
前を見ると大きな橋の向こうに無数の光の束と巨大な建物たちの影。

低い地響きの中で目を閉じて
あぁ一人なんだな。と思い、
あの光の中に住む人達もみんなおれと同じように
一人なんだなーと思っているのかな。
と、ちいさな頃のあの感覚を思い出す。

橋の向こうへは行かず、誰も住まない暗く静かな倉庫とコンテナの方にゆっくりと帰る。

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「自分の存在する場所を確認する。」この作品も現在展示中です。
見る人が自分でスイッチを入れて光らせてもらいます。
小さく赤く光る点が自分の存在する場所(という意味)
ぜひ、会場でぽちっとスイッチを入れてみてください。

鉱石が青く発光する小さな薬瓶の作品もいくつか並べてます。
この作品は受注にての制作もしますのでご希望の方はギャラリースタッフに
お申し付けください。価格、納期など詳細はギャラリーにて。
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この中に時間を封じ込めているような気がするのですよ。




展覧会は来週7/27(土)まで開催しています


内林武史

別世界へと続く… その塔の秘密とは。
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なんの変哲もない長方形のこのオブジェは高さが60センチ程。
窓の無い古びた塔のように見えます。

この作品、今回の展示作の中で最後に完成しました。
もちろん何かちょっとした仕掛けがあるのですが
それはぜひギャラリーにてご確認ください。

7/13(土)から開催の個展「Terazont」
の詳細はこちらのページをご参照ください。

早々に梅雨が明け、暑い日が続きますが
お時間ございましたら、どうぞお立ち寄りくださいませ。

※14、15日の連休と21日は画廊がお休みですのでご注意ください。
真鍮部品を旋盤でつくる

5/7からはじまる吉祥寺のカフェギャラリーでの
グループ展 PARADA Sprigon 2013 第二部
9人の作家の絵、立体、写真など
様々な作品がお楽しみいただけます。


今回新作二点を出品しますが、その内の一点
本の上にガラス瓶がのった「閉じたまま読む本」という作品は
ガラスの瓶の中で怪しく鉱石が光ります。
そのスイッチになるのが真鍮棒からつくった
文鎮のような小さな塊。直径は25mmほどで
指先で持つ部分も細かく削り出しました。
この文鎮みたいなものを動かすと
なぜか光ったり消えたり。

仕上げに刻印も入れて
近所の道路でちょいと転がしてキズをつけ
そのあとスチールウールで丁寧に磨きますと
あら不思議、どこかの古道具屋で見つけてきたようなステキな一品に。
 
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もう一点の「Fire Rose Planet」という作品は
直径50mmほどの金色の球体が針一本の上に
立って、浮いているような不思議な作品。

二点ともとても楽しく作った作品です
どちらも今回、チャリティー特別価格(!)にて
販売いたしますのでどうぞよろしくお願いいたします。


出展作品2点の詳細は
http://hikidashi.garag.net/?eid=1575505


展覧会の詳細情報は
http://www.cafe-parada.com/galeria/1228/
でどうぞ。

会期中ライブなどのイベントも盛りだくさん。

天気のいい春の日の午後
吉祥寺散策を是非どうぞ。
きっとお楽しみいただけますよ!
密閉された瓶の中で循環する光と空気。
 瓶の中で何かが循環している。そんな作品。

密閉された中に世界を完結させるのは、作っていてなんだかホッとする。
なぜだろうか、とても弱いガラスなのに、強固な殻で守られているような安心感。


ゆっくりと点滅を繰り返す。
まるで鉱石自体が発光しているかのように。
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作品全体の高さ:約150mm

密閉された瓶の中で循環する光と空気
Light and air to circulate in a sealed bottle


夏の夜の実験室。。。

「アポカリプスの塔」など、来週からの展示作品。
 来週から始まる個展の出品作品二点

ずいぶん前から練っていた企画です。
そもそも企画当初に考えていた個展タイトルは
「量子ジオライトエネルギーと重力コントロール装置の発明」
なんていうのを考えていましたが
長いし、あまりにも小学3年生っぽいので
「ある建築家の発明」にしました。
「ある発明家の建築」でもよかったのですが
"発明家の建築"は何か少し不安がありますね。

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「アポカリプスの塔」


そもそもなぜ建築物かというと
”何かが完成していく過程”
というのが幼少の頃からとても好きでして
それは普通、車にしろ家電にしろ、あんぱんにしろ
どこかの工場に行かなければ
見る事ができませんが
家、ビル、塔、橋などの建築、建造物は
普段ぷらぷらと散歩していると
いたる所で目にする事ができます。

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「都市を繋ぐ橋」


ぼんやりと見ていると
「もし重力を自由にコントロールする事ができたら」
などと考えてしまいます。
もし可能であれば
巨大な建造物や都市を丸ごと宙に浮かす事ができますし
柱一本で立つ一見非常に不安定に見える
不思議な建物が作れます。
もちろん好きな時に好きな場所に
建物ごと移動する事も可能です。

そんな事を考えながら
空想の建築物を作っていました。

5/30からの展覧会詳細
チャリティー展、その後。

 京橋のギャラリー椿での
チャリティーオークション展が無事終了。

自分の作品がオークションに参加なんて
なんだかドキドキしてました。
あまり震災や被災地を意識せず
いつも通りの作品を創りました。

29日に結果が出て
無事どなたかに落札して頂けたようで
少しホッとしました。

見に行ってくれた方
入札、落札してくれた方
ありがとうございました。




先日ご紹介した
「北斗七星プロジェクト」のブログを
読んでいて思ったのですが
「なにかしなくちゃ!」という気持ちはあります。が、
決してがんばり過ぎない。いま楽しめる事を楽しむ。

そう思います。

おれは今まで通りヘンテコな立体作品を楽しく作り
どこかに飾り、誰かに見てもらう。 


震災の影響で春に開催予定だった
東京国際フォーラムでのアートフェアが
7月末に開催されます。
こちらでもチャリティー作品の展示をいたします。
また詳細はこちらでお伝えします。

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